僕は日本はもっとアメリカの文化・政治等に距離を置いた方がよいと思っている。
もちろん比較(文化も含めて)するのは、参考になるが全てアメリカが正しいとは限らないからだ。経済規格のグローバル(orアメリカン)スタンダード化は賛成だが、文化等のグローバルスタンダード化には断固拒否する。
と、言いつつライフログを見ても分かるように僕はどっぷりアメリカ文化に浸っている(笑)
もちろんタイでもインドでもマレーシアでも南米の音楽、日本の音楽だって様々な音楽を聴けるのが日本のいい所だ。その中でやっぱアメリカンカルチャーは心地よい・・・・・
それは置いといてその中で僕にとって好ましい映画作品がある。
基本的にはハッピーエンドで楽しい作品が好きだ。
「恋に落ちたシェークスピア」とかみたいにちょっとほろ苦いのも悪くはない・・・・・・
反骨的な印象を受ける映画の一つがロバート・アルトマン(Robert Altman)の『M★A★S★H マッシュ』(1970年)だ。
(僕にとって)似た感じの作品のパラダイス・アーミー(1982)が12年後だし、ベトナム戦時中に軍隊とベトナム戦争そのものをおちょくった精神は賞賛に値する。
まさにユーモアによる反戦映画と言える。
チャップリンが「独裁者」によってアメリカ追放のきっかけになったように、時勢や体制に逆らうようなこの映画。
中々メガホンを取る人間がいなかった。
多くの人間が断って確かアルトマンは16人目だったと思う。
それ以降の作品も見ているがショート・カッツやクッキー・フォーチュンは僕にはイマイチだった。
そして未だに見ていないDVDが我が家にある・・・・・
実は妻が吹き替え大好き人間なので見ずじまいな「ゴスフォード・パーク」だが、今日はアルトマンを偲んで見てみようかな。
プレタポルテも見てないや・・・・(汗)
それともやっぱMASHを見るべきかな(笑)
キャラの名前も笑えるんだよなぁ・・・・・
ホークアイ、 トラッパー・ジョンそしてホットリップス(笑)
アルトマンの名前を知らなくても彼はドキュメンタリー『ジェームス・ディーン物語』も撮っています。
これが縁でアルフレッド・ヒッチコックに気に入られ、1話完結のテレビシリーズ「ヒッチコック劇場」の演出を手掛けたりしました。
そして「コンバット」など人気番組の演出を次々に手掛け、売れっ子テレビ・ディレクターとして活躍した経歴も持っています。
ひょっとしたらあなたも「彼が関わった作品」を見ているかもしれませんよ。
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遺作は人気ラジオ番組の舞台裏を描いた群像劇「今宵、フィッツジェラルド劇場で」来春公開予定になっています。予定を繰り上げろ!(笑)