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富士フィルムの明日、フィルム業界の明日

日本・・・いや世界を代表するフィルムメーカー富士フィルムが大規模なリストラを発表しました。
今年9月末までに国内約1000人、海外約4000人、計約5000人の人員削減を行うと発表。
うっひゃぁ~、三分の一もの人員削減ですか・・・・
しかしこれも時代の流れと言うものです。

コダックもフジも世界規模の企業ですが、収益が上がらない状態になっています。
デジタルカメラの成長も鈍化しており、フィルムメーカーやミニラボを中心とした写真処理機器製造メーカーももはや『消滅』の危機を迎えています。
アグファ、コニカが消えたいまコダック、フジのみ・・・・

キヤノンのように思い切りよくデジタルに特化するように不採算部門を切り捨てるか、ひたすら値上げするか。フィルムの悩みは『使用期限』もあるところです。

既に報道の世界もデジタルに切り替えており、嘱託のスタッフにもデジタル一眼を配給しています(嘱託にもピンからキリがあるかもしれないので一概には断言できませんが)。

携帯カメラに押されて「写ルンです」も売り上げが落ちる一方だそうです。
勝手に「リサイクル」されて裁判沙汰になったり・・・・花形部門だったのですがねぇ。



アグファはほとんど使用しませんでしたがコダック、コニカ、フジは使い分けしていました。
私の管轄していたエリアは本社社長の指示でコニカを使用していました。
そのため公的な場所ではコニカを、私的にはフジフィルムを使用していました。
特にベルビアの発色が一番好きでした。
ISO50なので天候等が気になるフィルムでしたが、少し派手な発色が良かったなぁ。
その次がベルビア100ですね。アスティアはどうでも良かったです(笑)
コダックはやはりカンパニーカラーの特徴で「黄色黄色」していました。
欧米のカメラマンに使用されている人達が多かったです。
目の色も関係あるのかもしれません。
コニカは「自然」な発色は良かったのですが、どうも伝統的にアンダーが弱くこの弱点を克服する事はできませんでした。カラーネガの方がいい感じでした。

95年ごろドイツのフォトキナへコニカに招待されてで行ったのですが、
その時はコニカカラーフィルムをたくさん提供されて・・・・撮りました。
変に律儀だったというか器用に使い分けでない性格でした。
今だったらリバーサルを使っていましたね。
折角のヨーロッパ大名旅行がもったいなかった・・・・・

時々「銀塩」を使いたくなりますが、また機材を買って・・・・となるとやはり少し億劫になります。
中古市場で銘機も安くなっているにも関わらずです・・・・
かっての中級機に至っては1万円台もあります。
そんなこんなでカメラや写真を取り巻く環境は大きく変化していくのでしょうね。
by aricom | 2006-01-31 18:54 | その他

毎日が(精神)修行です・・・・早く人間になりたいw


by アーリー
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