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相も変わらずバカ共が殺し合いをしているタイランド。
何のために91年に5月の騒乱(暗黒の5月事件)で300名以上の死者が出たのか。
私は91年の騒乱を見て、これからタイは真の民主主義を歩むのだと思っていた。
それなのに、この近年のタクシン派と反タクシン派の争いはひどいものである。
今私が勤めている会社もタイへの会社設立を考えていたが、中止した。
さてこの情勢を整理してみよう。
●タクシン元首相支持派「反独裁民主統一戦線(UDD)」 赤いシャツを着用
●反タクシン派市民団体「民主市民連合(PAD)」 黄色いシャツを着用
●現政府支持派 ピンクのシャツを着用
PADは2008年にタクシン派政権の退陣を求め、バンコクの国際空港などを占拠した団体で、知識層や都市住民らが主な支持層。
これに対しUDDは農民や低所得層から支持されています。
さて赤シャツですがこれは王子、王妃から敬遠されております。
またタクシン氏が現在ガンに侵されており、恩赦獲得を焦っているようです(そうは言っても超・金持ちなので最高の医療を受けてますが)。
そもそも何でこの争いになったのか・・・・
それはタクシンが実に巧妙で低所得者・農村寄りの政策を実施したからです。
・健康保険制度の整備や30バーツ医療
・一村一製品運動
如何に今までの政治家が仕事してなかったのかが分かるものです。
しかし都市部ではウケが悪く、こうした二極化が良い方向に進まず簡単に暴力に訴えるようになってしまった。
もはやタイの民主主義は死にました。
タクシン氏が死ねば、UDDは急速に衰えるような気がします。
しかし見事なまでに二極化したこの争いは、どっちかが滅ぶまでやり続けるのでしょうか?
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